第二分科会です。
IMG_1481こちらは「未来とともに歩む社会福祉法人(特養)の経営」というテーマです。
ICT導入業務効率化、公的・地域資源との連携による地域貢献事業、災害や事故へのリスク管理、在宅での医療介護連携強化やケアの標準化など、地域や現場からの課題を法人組織で、時には地域を抱き込み様々な課題解決に向けた取り組みを16法人より発表されました。その中から、今回受賞した3法人の取り組みを、紹介いたします。

第二分科会の受賞研究

☆優秀賞
“特養57施設が協働で取組む入所支援
   ~共通申込システム「西多摩特養ガイド」について”

東京都西多摩地域 西多摩特養ガイド
施設長補佐 前田 卓弥 様

西多摩特養ガイド依然多くの特養待機者を抱える東京都区部と比べ、待機者の減少問題を抱える西多摩地域。この状態を打破すべき多摩地域57施設が一体となって『待機者問題』に取り組んだ。
SNS上で『西多摩特養ガイド』を設置し配信した他、確実に東京区部と西多摩地区の待機者問題への解決に一助となっている57施設共同事業の内容を報告されました。

☆奨励賞
“新調理システム導入とサービス向上への挑戦
          ~それは嚥下調整食から始まった~”
鳥取県鳥取市 鳥取福祉会 特別養護老人ホーム 若葉台
管理栄養士 小山 彰子 様 介護福祉士 岡本 美紀 様

特養 若葉台平成22年から嚥下調整食“ふんわり食”を利用者に提供し大変好評を頂いてきたが、同時に3つの課題と直面した。その調理工程の手間から朝食や個別対応の不可、給食委員会の新規取組の休止、調理技法レベルの保持と離職予防等など。
これらの課題解決を目的に、ソフト面とハード面に部門を分け、管理栄養士を軸に新設備導入を含めたシステム改革への取り組み内容を発表されました。

☆奨励賞
“夜間業務における「フの連鎖」(不安・負担・不満)の軽減
               ~ Iot機器導入による軽減と緩和 ~”
特養 敬愛荘入居者の重度化が進む中、夜間業務における“不安・負担・不満”が増加。これら3つの“フの連鎖”を生み出す要因と業務内容を調査。そこから課題解決の一因を見出し、Iot機器“眠りSCAN”を導入と職員への使用指導、入居者の個別設定による活用により、新たに設定した間接業務省力化を含めた業務内容を実践した。その結果、業務軽減と時間短縮、超勤とコール回数、事故件数の減少そして業務並びに勤務者配置の改善ができ、その内容を配信することで離職者の減と入職者の増に繋げることが出来た。これら一連の取組内容の発表でした。

審査員の講評でもありましたが、どの発表も現場の様々な課題解決に取り組み改善に導いた、優劣つけづらい程、素晴らしく聴講者にも大変参考になる内容でした。
受賞者の皆さま、本当におめでとうございました。
そして、発表された皆さまも本当にお疲れ様でした。

  広報委員 谷越