第4分科会では、「デイサービス」「個別ケア」「看取り」をテーマに8施設の発表と過年度発表1施設、合計9施設の発表が行われました。
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 1.『デイサービスでの個別機能訓練、運動器機能訓練の取り組みと課題』
   慈啓会デイサービスセンター 理学療法士 菅原 寿氏  
✳デイサービス利用者様の自立支援にむけて個別機能訓練及び運動器機能訓練を理学療法士が実施することにより、専門的な評価、問題点の抽出、訓練プログラム立案が可能となり利用者様個人のニーズにあったリハビリテーションサービスの提供が可能となった取り組み、経過を発表。

 2.『チャレンジ!デイサービス発の地域づくり』
   デイホーム かたる 管理者 吉田 匡貴氏  
✳具体的な取り組みからデイサービスの機能と地域住民のニーズをマッチングしコーディネートしていくことがデイサービス発の地域づくりには大切であり、サービスの「見せる化」を地道に行うことでスーパー地域密着サービスにつなげていきたいという発表。

 3.『孫への愛情(おもい)が『できる!』に変わる~結婚式出席までの取り組み~』
   函館共愛会 愛泉寮 介護副主任 澤田 翼氏
             ユニットリーダー 能登 愛氏
✳ご家族から孫の結婚式に参加して欲しいとの希望で、食事以外離床が難しかった利用者様が結婚式に参加する為の課題を協議し、ご家族、多職種と連携を取り、目の前にある課題を一つ一つサポートすることで、結果として身体機能が向上し結婚式に参加できた取り組みを発表。
 
 4.『その方の思いに寄り添ったケアとは』
   特別養護老人ホーム えさし荘 介護福祉士 竹内 まみ氏
✳「その人にあった排泄ケア」という当たり前のケアから生じる困難なケースや認知症ケアとの関連性など気づけていない部分に焦点をあて、若年性認知症の利用者様の事例研究を行い、排泄上の負担軽減にむけてケアの統一を図った取り組みと経過について発表。

 5.『デイを休まなくなった理由~答えは意外なところに~』
   デイサービス ホワイエ 管理者 横山 直史氏
✳稼働率低迷に悩まされ、「今来られている利用者様は、なぜ利用されているのだろう」という疑問を転機に、その追求と稼働率向上へ向けコミュニケーションのマンネリ化を防ぎ、また来たいと思っていただけるサービス提供の取り組みの経過について発表。
 
 6.『家に帰ろう!本人の気持ちと家族の思いを叶える為に』
   地域密着型特別養護老人ホーム ぬくもりの家 えん
                介護職員 山内 美里氏
                小規模管理者・主任 能登 純子氏
✳体調不良から寝たきりとなってしまった利用者様と家族の思いを大切に、一つずつ不安を取り除き、検討・試行・再試行を繰り返し、多職種連携を行いながら「自宅に帰る」という目標に向かって取り組んだ経過について発表。
 
 7.『「最期はここで」最期の場所として利用者や家族に選ばれる施設を目指して』
   特別養護老人ホーム 釧路町釧望やすらぎの郷 
                生活支援係長 小田嶋 梨恵氏
✳過去2年間の看取り実践の振り返りと家族からのアンケートにより施設の改善点と家族からの要望、看取り介護のあり方について分析・評価し、「最期はここで」と思っていただける施設を目指すと発表。

 8.『最期を支えて、介護職のスキルアップと介護職の魅力を手にして』
   住宅型有料老人ホーム しらゆり サービス提供責任者 久保 香織氏
                             澤崎 優子氏
✳「看取り」とは特別な介護が提供されることではなく、日々提供されるケアの質が問われるものである。介護という仕事の魅力を看取りや個々の事例への向き合いから学ばせていただきスキルアップできた経験を発表。
 
 過年度発表
  『最期まで特養で看取るということ~苑内葬儀という選択肢~』

   特別養護老人ホーム コスモス苑 生活相談員 新井 元規氏
✳苑内葬儀のご希望があった場合に施設としてどのようにお応えし調整を進めるか、規定作成を含め具体的な取り組みが必要と考え実践した事例に関する発表。

 第4分科会表彰と閉会式

 優秀賞は、『孫への愛情(おもい)が『できる!』に変わる~結婚式出席までの取り組み~』 函館共愛会 愛泉寮 介護副主任 澤田 翼氏、ユニットリーダー 能登 愛氏のお二人に贈られました。おめでとうございます。
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 優秀賞の方には、10月に札幌で開催されます全国老人福祉施設研究発表会に北海道老人福祉施設協議会として推薦させていただくこととなっております。
また、第4分科会の他の発表者の方にも奨励賞が贈られました。

どの発表からも利用者様と日々向き合い、悩みながらも工夫し取り組む姿勢に同じ介護に携わる者として熱いものを感じる一日でした。発表者の皆様お疲れ様でした。

広報委員 村山