平成29年度養護老人ホーム勉強会は、積雪が残り寒さが厳しいここ札幌で全道各地から59名の参加をいただき本日から開催されております。

 はじめに、北海道老人福祉施設協議会高野副会長、養護老人ホーム検討委員会原田委員長より、養護老人ホーム独自の研修は年一回、情報交換を深め業務に役立てて欲しいという期待の開会挨拶をいただき、研究発表から二日間の日程がスタートいたしました。
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 研究発表は、社会福祉法人 函館厚生院 養護老人ホーム 永楽荘 石田大輔様、畠山淳様から『ある利用者の入所から退所まで ~福祉サービス提供者とは、家族とは~』と題し、家族との関係が希薄な独居利用者の事例を報告。関係機関との情報共有・連携により入所前から積極的に家族へ連絡し、緊急連絡先としての了承は得ることはできたが、結果としては死亡時の対応含めすべての関わりを拒否。本人の同意のもと入所し生涯を終える結果となったが、養護老人ホームの職員として利用者とともに最善の「生き方」を探求する姿勢が大切であると事例を通し再認識。利用者の安心した生活のため多種多様な問題に対応する力が職員には求められる。そのためには家族関係機関との連携を強化するためのシステム構築が必要であり、今後は様々な高齢者の受け皿として地域に根付いたセーフティーネットの役割を果たしていきたいと締めくくられた。

 1日目後半は、あらかじめ希望テーマを選択していただいていた10グループ(1グループ5~6名)に分かれてグループワークを行いました。
1.精神疾患への関わり方について
              (3グループ)
2.重度化・認知症について(3グループ)
3.経営・制度について(2グループ)
4.多職種との連携について(1グループ)
5.困難事例について(虐待触法身元保証等)
              (1グループ)
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メンバー同士は時間の経過とともに和気あいあいと、日頃の仕事の悩みなども交えながら白熱した話し合いとなり、グループごとにまとめを報告し1日目を終了いたしました。

 勉強会終了後は、希望者のみではありますが別室にて情報交換会(39名参加)が予定されております。同じ志を持つ仲間との出会いを大切に明日の勉強会も有意義なものになることを期待しています。

広報委員 村山