蒸し暑い日が続くここ札幌で本日より認知症介護実践リーダー研修が開催されています。
 
 認知症ケアの質の向上として改めて注目が高まっている本研修。今年度は参加者も昨年より増加し、35名定員のところ全道各地から47名の参加をいただきました。

 始まったばかりで緊張感のある研修初日午後、特別養護老人ホーム鷹栖さつき苑 波潟幸敏施設長の講義の様子をご紹介いたします。
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 前半は「新しい認知症介護の理念構築」と題して、理念の意義を改めて考え、リーダーとして、その理念を職場に浸透させる技術を身につけていただくことを目的とした講義。個人ワークやグループワークを通し、受講者個人個人が自己や職場を振り返り、理念という軸を持つことがブレないリーダーを作り、チームケアの第一歩であるという学びにつながる内容であった。
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 後半は「職場課題の明確化と研修自己課題の設定」、現在の職場の課題を個人ワークやグループワークで共有し、その課題と自分が考えるリーダー像を重ね合わせた上でリーダーの役割仕事を考える。そのプロセスを通し、求められるリーダー像と今の自分の姿のギャップを具体的に考え課題を明確にしていく講義でありました。

 時間の経過とともに笑顔があふれ、さすがは各施設のリーダーの参加者たち、意識の高さと熱意あふれる初日となりました。 

 広報委員 村山