平成27年度養護老人ホーム勉強会は、吹く風に冬の到来を感じるここ札幌で全道各地から66名の参加をいただき本日から開催されております。

 はじめに、北海道老人福祉施設協議会津田副会長、養護老人ホーム検討委員会原田委員長より開会挨拶をいただき研究発表から二日間の日程がスタートしました。

 研究発表は、養護老人ホーム小樽育成院浜崎介護係長・北村介護主任様による「退院後の自立に向けた支援~その人らしい生活の回復を目指して~」というテーマで、施設内の重度化(要介護率40%)が進み、要介護化に対応するサービス提供強化のためにユニット化をはかり、自立支援をすすめた実践を事例を交えて報告。長期の入院によりADLが著しく低下し、元気なグループからの脱落、関係性の解体を余儀なくされたIさん。ご本人の気持ちや意思を尊重しつつ支援目標をたて、外部委託OT導入やリズム体操促し、便意からのトイレ誘導等の関わりでご本人のできる活動、する活動が増えた結果、ご本人が自己目標を見いだし、主体的に生活されている様子を紹介。今後はその思いを達成できるようサポートしていきたいと締めくくられました。
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 1日目の後半は、あらかじめディスカッションしたいテーマを選択した上で、1グループ6名で11グループに分かれてのグループワークを行いました。
 1. 精神疾患への関わり方について(2グループ)
 2. 重度化・認知症について(3グループ)
 3 .経営・制度について(2グループ)
 4. 他職種との連携について(2グループ)
 5. 施設での取り組みについての現状と課題(2グループ)
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 最初は緊張していたメンバー同士も徐々に打ち解け、事務局が休憩を促すほどの白熱した話し合いになり、グループごとに話し合った内容をまとめとして報告し1日目を終了いたしました。

 夜は希望者のみではありますが、別会場での情報交換会(36名参加)が開催されます。養護老人ホーム専門の研修は1年に1度、この出会いを大切に明日からの研修も有意義なものにしていただきたいと思います。

広報委員 村山