第35回老人福祉施設研究発表会表彰式・閉会式


 本研修会の最後として、昨日行われた5分科会ごとの講評と、全国統一基準で採点した各分科会の最優秀賞が下記の通り発表されました。

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第1分科会

 ・「笑顔につながる食事を!~ひとりひとりの想いに添った食へのアプローチ~」

   特別養護老人ホーム暢寿園 安田果菜子さん・安田光孝さん

第2分科会

 ・「選ばれる施設を目指して!ケアの向上の取組~業務主体のサービスから個別ケアへの取組で見えてきたもの~」

   地域密着型特別養護老人ホーム 恵望園はなえにわ 大山茉希さん
   ・吉田圭さん

第3分科会

 ・「人生の最期は聖芳園で・・・~看取り介護を通して学んだそれぞれの最期とは~」

   特別養護老人ホーム聖芳園 畑中宏之さん

第4分科会

 ・「理念基づく3つの取り組み~福祉を通じて明るく豊かな地域社会を~」

   特別養護老人ホームかおる園 本田真奈美さん・滝元大二朗さん

第5分科会

 ・「介護のお仕事イメージアップ大作戦!わかばの会の取り組みについて」

   特別養護老人ホームやまとの里 今成光さん
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 最優秀賞に選ばれた5施設は、10月に山形県で開催されます「全国老人福祉施設協議会研究会議(山形会議)」にも、この北海道での発表会優秀賞を足掛かりに発表いただけたらと思います。

 また、今回研究発表をされました20施設につきましても奨励賞ということで表彰されましたことを報告いたします。


 最後に、北海道老人福祉施設協議会瀬戸会長によるご挨拶で2日間の研修が閉会となりました。


広報委員のひとりごと

 研究発表は、施設における独自の取り組みの過程を研究披露する場です。発表者のみなさんは、この間日々の仕事の合間を準備に費やし、大変ご苦労されたことと思いますが、発表後はとても良い表情をされておりました。今回の各発表を聞き、日々の仕事のなかで迷い悩み失敗し、立ち止まり、また考えた中から「向き合い」「気づき」「らしさ」を見つけ、利用者と笑い会えるそんな繰り返しが介護なんだな~とあらためて考える機会となりました。福祉の世界はとかく発信力が弱いと言われておりますが、現場の力をしっかり伝える心意気が各発表者から伝わった研修会であったと思います。皆様お疲れさまでした。


広報委員 村山