続いて、午前中の部として北海道老人福祉施設協議会  調査研究委員会  福島  義典委員長より『サービスの質の向上•改善に向けた取り組みに関する調査報告』が行われました。この調査の目的は私達介護の現場では常に“不適切なケア”と隣り合わせにあり、その要因は個人の資質の問題だけでなく  1.組織運営上の課題  2.チームアプローチの課題  3.ケアの質の課題  4. 倫理とコンプライアンスの課題  5.負担•ストレスと組織風土の課題  の五つに大別されて考えら。この度の調査では、この五つの視点に基づき、現場の管理者である施設長、生活相談員、介護職員へアンケート調査を実施した内容をまとめたものを報告して頂きました。
 
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  委員長からは、 まず、組織の理念が介護職員はじめ組織全体に浸透しているか管理者は考えていかなければならない点やチームアプローチによる意思決定の仕組みが全ての職員に理解されていない点が課題としてあげられた。また、ケアの質の課題としてBPSDの理解が出来ていないことやそもそも言葉自体がわからないということも伺えたとのことでした。倫理等については、直接利用者のケアにあたる介護職員まで倫理綱領や法令等の理解がまだまだ低いことや管理者が考えている以上に生活相談員や介護職員は人手不足を感じており、仕事のストレスも多く感じている結果が出ているとのことであった。
  この度の調査は平成24年度に実施したものをまとめて報告されたものであったが、課題として挙げられている内容の多くは現在でも解決していない課題として挙げられるものばかりでした。サービスの質の向上•改善に向け、この報告書を基にまずは一つの課題から解決してみてはいかがでしょうか.....

            広報委員     佐々木