午前中後半は引き続き竹内教授により、前半の総論を踏まえた上で、今年度の研修会の目標の一つに掲げた“おむつ使用ゼロ”を実現するために、科学的根拠に基づいた、利用者への自立支援介護を実践するために必要な知識等について、講義が行われました。専門職に必要な事は、すべての事柄について、それがなぜ起こったか、その原因を考える癖をつける事が大事である。そして身体・認知症介護には“水“、“食事”、”排便“、“運動”の共通する4つの必須項目があり、その中でも最も大事で他3つの項目に影響を及ぼすものは”水“である。“水“が細胞を活性化させる事で心身の両面を活性化に繋がり、その事がその方の健康やリスク管理を含めた、様々な生活力の向上に繋がる仕組みを事例等を通じ会場の笑いを取りながら、紹介されました。科学的な根拠ない、または間違った情報や感覚的な考えでケアを実践する事の危険性も事例を通じ説明され、受講者からも“なるほど!“のうなづきが多数見られました。

                                   広報委員   谷越