空知管内特養・養護・ケアハウスなどの栄養士・調理員研修会が3月6日に行われました。(空知管内老施協主催・担当施設:芦別慈恵園)参加者は40名(27施設:栄養士26名・調理員14名)でした。午前中は調理実習で「やわらか食で作るお祝い膳」を作りました。
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メニューは大根と煮しめの汁を一緒にミキサーにかけ、介護用寒天で固めたテリーヌ食の大根の煮しめ、次に生寿司のやわらか食、ホタテ入り卵焼きのやわらか食、鶏肉の吉野汁、豆腐入り白玉デザートです。
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午後は講演「最期の時まで口から食べる工夫をします」とグループワーク「多職種の連携について」を行いました。アンケートからは「テリーヌ食の大根の煮物と全くおなじ味がしていて驚いた。お寿司のネタの軟らかさにもびっくりした。
他施設の連携について困っているところ、対応を聞けてよかった。」などの感想や、「最期の時まで口からたべるという理念は私たちが仕事をしていく上で忘れてはいけない事だと思う。日頃の業務に追われてしまって大事な事を忘れてしまうところでした。当たり前の事を当たり前と思わずに初心に帰ることが必要で、栄養士の指示で調理員に動いてもらうのではなく、調理員と一緒に考え、検討し
はなからできないというのではなく、やらなければいけないという前向きな姿勢で頑張らなければいけないと思った。」等の意見を頂きました。
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調理実習やグループワークを通して、他施設の栄養士や、調理員が交流することができ、和やかな雰囲気の研修会でした。
広報委員 深沢