全国社会福祉協議会より出版されている『ふれあいケア3月号』に会員である特別養護老人ホームシャリテさわら施設長・清水修一さんの記事が掲載されております。シャリテさわらは、「特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員のケア連携協働のための研修」(北海道老施協でも平成22年度に道内4会場・平成23年度は札幌にて2回開催)実施前のモデル事業にて参加されている施設です。

また、道老施協で実施した上記研修で講義をいただきました、看護師の高野弓枝さんの所属している施設であり、その取組みを今回わかりやすく寄稿いただきました。レポートでは、本事業にあたり「医療的ケア対策推進委員会」の発足についてや、夜勤をする介護職員全員を研修受講の対象としたこと等を記載していただきました。この事業の大きな課題の一つである施設内研修時間の確保については、残業をせずに14時間研修を3日間で勤務時間内に受講するプログラムを作成したという事がカリュキュラムを含めてわかりやすく載っております。勤務時間内で終了する為には指導看護師だけではなくて、同僚の看護師の協力もあったようです。

しかし現在、対象者人員の関係で実際に介護職は行っていなく、実技経験を積む機会は限られているとのことです。また清水施設長が危惧している点としては「介護」という分野が「医療」に足を踏み入れ、その時間と労力を使ったときに「介護」の専門性の後退を挙げられております。また介護職員の負担やストレスも心配されており、人間の尊厳にかかわる介護観、死生観、そして看取りケアの問題を、施設としていま一度考える必要があるのではないかと結んでおります。

また今回のふれあいケアの特集には、平成23年6月27日に開催された道老施協研究大会において講義をいただき、『平穏死のすすめ』を執筆されております、石飛幸三先生(特養芦花ホーム・医師)のインタビューも掲載されてございます。併せてご覧ください。

                                   事務局  山崎


「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか
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