平成31年3月20日(水)

    平成30年9月6日午前3時7分に北海道胆振地方中東部を震源として、震度階級で最も高い震度7の地震が発生した。北海道では初めての観測であり、道内各地で多大な被害を受けた。

    本日は、厚真町の特別養護老人ホーム豊厚園(全壊)と安平町の特別養護老人ホーム追分陽光苑(半壊)を北海道老人福祉施設協議会の瀬戸会長と全国で初めて造られた大型福祉仮設住宅を訪問させて頂きました。

    被災した厚真町の特別養護老人ホーム「豊厚園」と障がい者支援施設「厚真リハビリセンター」(社会福祉法人北海道厚真福祉会運営)では、被災後より胆振、日高、石狩、空知、十勝と多くの福祉施設に受け入れてもらい避難生活を送られていたが、平成31年1月21日に大型福祉仮設住宅に戻られ、現在は豊厚園(49名)、厚真リハビリセンター(48名)が生活を送られている。
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    機械浴やナースコール設備、介護用ベッドなどを被災の受けた施設からの移設や新たに購入された物も多くあり、利用者の方々を始め、職員も多大なご苦労をされてこられた。
    大型福祉仮設住宅は4人部屋で1人10.5㎡となっており、とても開放感のある雰囲気が感じられる。通常の仮設住宅よりも断熱材が2倍も使用されているため、廊下や食堂も暖かく過ごすことが出来ているとのこと。
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    大型福祉仮設住宅の使用期限は震災日から2年間となっており、平成32年9月5日までとなっている。これから建替を視野に入れて検討していくこととなる。
    大型福祉仮設住宅のおかげで避難していた利用者様や同行していた職員が戻って来れたことがとても嬉しい。震災のあったその日の夜には108名いた利用者様のうち103名が避難先の施設に受け入れて頂くことができた。施設間の「つながり」に感謝しております。その日の夜勤者も建物が全壊した状況下で冷静に行動し利用者様、職員ともに怪我もなく避難できたことを誇りに思う。
(特別養護老人ホーム豊厚園 施設長 三浦康弘 様)

    同じく被災した安平町の特別養護老人ホーム「追分陽光苑」(社会福祉法人追分あけぼの会運営)では、半壊の被害を受け、町内の別の福祉施設に入所者32名が避難。1人部屋に2人が生活するなど手狭な生活環境が強いられた。
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    大型福祉仮設住宅には平成31年1月17日に引っ越しされ、「安全な場所」への移転を計画しているとのこと。精神的も身体的にも疲労している職員を慰労してあげたいと職員を気遣う気持ちが伺えた。
(特別養護老人ホーム追分陽光苑 施設長 村上典隆 様)

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瀬戸会長より各地区の老人福祉施設協議会からと社会福祉施設部会からの災害義援金が贈呈されました。

広報委員  田中