北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログ

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2015年06月

平成27年度北海道老人福祉施設協議会 養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会=2日目=

研修2日目は、北海道老人福祉協議会 会長 瀬戸 雅嗣様による、“中央情勢報告”が行われた。

最初に“社会福祉法人を取り巻く環境”と題し、社会福祉法人制度の改革と福祉人材の確保の促進等社会福祉法等の一部を貝瀬する法律案の内容を説明。社会福祉法人における経営組織の在り方や財務規律がどの様にみ直しされようとしているのか、求められる地域公益活動を実施する責務の考え方とその内容について、営利企業等では実施が難しく、市場で安定的・継続的にに供給されrことが望めないサービスを、低所得者に対し低額又は無料により供給する事業の実施が求められ、またそれを社会福祉法人の責務として位置づけるとした。

瀬戸会長また財務省の動きとして、“骨太の方針”に基づき、去る4月27日に開催された財政等審議会の内容から、これから第7期に向けた財務省の具体案を説明。保険給付の見直しとして生活援助、今期に地域支援事業に移行した予防給付、住宅改修や福祉用具貸与・販売を原則自己負担とし、更に予防給付は勿論のこと要介護1,2への介護給付も、地域支援事業に移行との改革案を打ち出した。更に個人の収入条件を見直しして2割負担の拡大や2号被保険者の総報酬制の導入なども挙げられ、第7期も更なる介護報酬をマイナス改定とした上で、これらの改革が実現できなかった場合、更に大幅抑制も、と案を示している。

次に第6期介護報酬改定の対策について施設種類ごとに説明の後、施設の現状と課題について説明を致した。その中で地域包括ケアシステム時代における期待される役割として、1)ソーシャルワークを活かした専門的支援機能の強化と、2)入居者はもとより地域で暮らす高齢者等も対象として、社会生活上の課題の解決を支援し、3)各関係団体等と連携を汲み、地域福祉のフロントランナーとして中心的な役割を担う事が求められている事を説明、養護老人ホームにおいては伴奏型支援と地域移行を促進するための出口支援の強化について、軽費老人ホームやケアハウスにおいては、低所得高齢者への支援を主要な役割としながら、特定施設化を含めたケア機能重視による要介護高齢者や社会的援護を必要とする高齢者等への支援、これらを地域のニーズに合わせ実施していく事が期待されると説明された。
そして、私たちの施設がある地域に対しソーシャルワークやコミュニティワークを通じ、どう地域を支えていくかが求められ、地域貢献の中で社会福祉法人の存在意義を示し、選ばれる施設づくりに努めていかれるよう、エールを送られた。


広報委員のひとりごと

1日目の研修で神田講師から、相手への良き支援を行うためには、まず自分たちが幸せとなり心にゆとりが持てる様になる必要があると述べられた。幸せの尺度には個人差があるが、確かにそこから生まれる“心のゆとり”は全ての仕事を行う上でも必要なものであろう。
しかし2日目の瀬戸会長の研修の冒頭で“介護職員の教科書問題”を紹介された。中学校や高校の教科書の中で、介護職員の仕事について取り上げられており、大きく写真にはその説明として、介護の仕事は労働がきつく、賃金が高くない、多くが非正規職員等々の内容が記載されていたとの事である。神田講師の講義内容にもあった、余りにも決めつけで現実とかけ離れた解釈をされている内容である(当然全国老施協を初め各団体が協力して、この問題に対処されているとの事であるので、今後に期待したい処である)。
しかし、教科書にこの様な文章を載せているにも関わらず、第7期は更なるサービス抑制と介護報酬の減少を財務省は打ち出した。
ある医師がブログの中で言っていた言葉を思い出した。「福祉」から「不苦死」に、という言葉を。


  広報委員 谷 越
 

平成27年度北海道老人福祉施設協議会 養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会=1日目=②

研修後半は、幾つかのテストを実施しその結果に基づき気づきを学んだ。

最初に、2人組による実験を通じ、NLPの代表システム(VAKモデル)について実施。
人は外部のものを理解するときや、内的なものを思考するときにも 5つの感覚を使っている。これらのことを代表システムと呼び、視覚 (Visual)聴覚 (Auditory)触覚 (Kinesthetic)の3つの感覚の頭文字をとって、VAKと呼ばれ、コミュニケーションのギャップを生み出しているもの、そして、コミュニケーションでの意思の疎通を円滑にするものである。
いくつかの質問に回答し、自分または相手がコミュニケーションで話の内容を認知する時、3つの感覚の中でどれが一番強く働くかを確認(=優位感覚)。その結果に基づき、自分及び相手の有意感覚のタイプに合わせた方法または対話をする事で、学習効率が向上したり円滑な対話ができる、といった内容であった。
神田先生2次の実験では、その人の表情ではなく顔の各パーツがもたらす第一印象の影響について実施した。
お互いの顔を観察し、一番インパクトの強い顔の特徴グループを選ぶ。その後の解説でそこから与える思われやすい性格の第一印象を説明し、第一印象が悪くとられやすい方はその事をしっかり認識し、日頃から笑顔でいるとか口角をあげるなどイメージを良くすることで、相手との対話しやすさが変わる事を説明された。

3つ目の実験では、言葉から来るイメージについて、心理分析の実験を行った。5つの男女を簡単な言葉で紹介し、その方々の性格や心理、家庭の状況、その人の将来の予測がどういったものかを想像して回答するテストを行うと、そこまで説明されていないにも関わらず、皆一様にネガティブで同じような回答が出されていた。この結果より、私たちは言葉から来るイメージで、相手を決めつけてみている事はないかと指摘。そこからステレオタイプ、ハロー効果、初頭効果(第一印象)、対比効果、寛容効果の説明を実例に基づき紹介し、対人認知のゆがみのリスクについて解説された。

最後に、顧客からのクレーム対応について講義がなされた。対応のマニュアルは各施設ごとに作成されている場合は、それを活用される事も良いが、マニュアルfだけではイレギュラーの際に対応方法がないケースがある。そういった事も踏まえ、以下2つの公式に基づくクレーム対応の効率性について紹介された。 
1)相手の話にはすぐに謝罪するのではなく、まずは最後まで話しを聞き、最後に要点をまとめ相手に内容や感情を確認する(受容・Feed back)。
2)相手が何を、どうして欲しいのか、なにを行いたいのかを質問する。


この2つを行い、2)の内容と施設側の提案事項との折り合いについて交渉を行う方法である 。この公式を基本に相手側の段階ごとの心理状態に対し、施設側がどの様な対応が適切な解決に繋がるかを説明された。

軽快で笑いと興味を引き出す講義の内容に、終始参加者の皆さんも熱心に受講されておられた。

  広報委員 谷 越 

平成27年度北海道老人福祉施設協議会 養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会=1日目=①

6月18日と19日の2日間、北海道老人福祉施設協議会の主催による“養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会”が開催された。
最初に、北海道老人福祉施設協議会 会長 瀬戸 雅嗣様、軽費老人ホーム・ケアハウス合同検討委員会委員長 川畠 教孝様よりそれぞれご挨拶を頂いた後、最初の講義が始まった。

神田先生31日目は一般社団法人 コンピテンスカウンセリング協会の代表理事を務める神田 裕子様を講師に招き、『利用者、家族、職員間の接遇・コミュニケーションについてと題し研修会が開始。
 最初に、マナーと接遇について“ホスピタリティ”と“サービス”の違いを、キャビンアテンダントの乗客に対する接遇を例に紹介。そこで求められるマナーを学ぶ際も、模倣を学ぶのではなく、その行動の心理的及び行動根拠を理解して学ぶと、ホスピタリティに繋がるサービスの提供ができてくる事を説明。その後、マナー常識確認問題参加者が実施し、講師より核問題の回答と解釈の中からサービスを受ける側の心理や行動根拠を学ばれた。

次に、行動を起こす前に、自らあれこれ悩んで中々前に進むことができない“取りこし苦労型” 1)過去型、2)現在型、3)未来型の3タイプを紹介。そういった方々が、自ら気付き自己解決できる様に支援する方法のポイントについて解説された。
また対人コミュニケーションにも触れ、自分の性格により人との対話がうまくできない方は、1)行動、2)思考(認知=考え方・捉え方)、3)感情表現、これら3つの視点で、心理的及び行動根拠に基づき自ら省みて変えられる処をみつけ実施していくと克服でき、周囲からも「最近(性格が)変わったね」と評価されていく。実はここでもマナーを知し実施する事の重要性があることを指摘した。

そして、利用者にサービスを提供する際に意識しておかねばならないことは、現在の日本社会は“マイナスにとても敏感”であるため、やり方一つですぐにクレームに繋がってしまう。そのため専門知識に基づくサービスは提供できて当たり前、更に選ばれる為には“プラス ホスピタリティ”が必要である。“親しさ”と“慣れなれしさ”は違い、相手に対する敬語もできて当たり前のサービスに含まれる。なぜならば、サービスとはその商品の料金に含まれるすべての提供内容を言い、その中には当然接遇に大事な敬語も含まれているからであり、少しマナーを意識して接遇を行う事で、相手から好感度が高く評価される要因である事を説明された。


   広報委員 谷越 

開校!! 平成27年度介護力向上講習会【北海道分校】

本日(6/22)、介護力向上講習会 北海道分校が開校になりました。
今年度も、主任講師に国際医療福祉大学大学院 竹内孝仁教授、副講師に㈱ケア・センス 坂田佳美先生をお迎えしています。


新規 Microsoft PowerPoint Presentation

今年度は、道内から15施設が受講しています。

「全施設、おむつゼロ」

今年度、竹内先生から課せられた北海道分校の目標です。
受講施設の努力はもちろん、講師の先生のお力もかりながら、平成27年度の最終回の来年の4月に全道・全国に向けて「北海道の15施設は利用者のおむつ使用がゼロです!」と報告できることを願います。
(今回受講施設の内、3施設はすでおむつゼロ達成施設です。)


(北海道老施協  事務局)

第2回正副会長会議・第1回幹事会開催

本日6/4、来月の7/9に開催される総会に向けて、正副会長会議と幹事会が開催されました。

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5/28に26年度の監事監査が行われ、適正に処理・運営されていたことを蓑口監事が報告いたしました。

総会では4/6に開催された「緊急経営戦略セミナー」の事業収入と、26年度からの繰り越し金収入の補正予算が組まれることとなります。

幹事会では、7つある委員会の委員長から今年度の委員会事業の推進について報告があり、研修委員長と養護検討委員長、軽費・ケア合同検討委員長、21世紀委員長から、それぞれ主管で行う研修事業の参加の呼びかけがありました。

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幹事会の最後には、瀬戸会長より中央情勢報告があり、幹事会の内容の詳細については後日道老施協のHP「会員専用ページ」に会議録を掲載する予定です。

なお、5/29に東京で開催された全国老施協の第19回総会において、本会の瀬戸会長が全国老施協の副会長に就任することが決定いたしました。
村上道老施協顧問は理事となられます。

(北海道老施協 事務局)

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