北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログ

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2014年09月

第34回老人福祉施設研究発表会

本日、9月29日から30日の日程で、第34回老人福祉施設研究発表会が始まりました。

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この大会は、高齢者福祉施設に従事する職員が、日々実践するケア、そして介護予防の取り組みと研究成果を学会形式で発表する機会です。
今年は北海道老人福祉施設協議会の会員以外の発表者もあり、さらに今回は学生の参加もあります。

今回は下記の7つの発表テーマに41の発表があります。 
1. 個別ケア
2. リスクマネジメント
3. ケアの向上の取組み
4. 人材育成
5. 地域
6. 看取り介護
7. デイサービス

既に各テーマ5つの発表が終わっていますが、どの発表も今すぐ実践できることが盛り込まれているように感じます。

全てではありませんが、これから分科会の内容を順次お伝えしてまいります。 

なお、今回の研修会資料から表紙にFacebookのQRコードも掲載しています。そちらも見ていただき北海道老人福祉施設協議会のページに『いいねもお願いします。


                広報委員   寺井 

平成26年度北海道ブロックカントリーミーティング開催

今年度も、北海道の介護現場から全国へ声を上げるべく、北海道ブロックカントリーミーティングを開催いたします。
11月10日(月)~11日(火)の日程で、会場はホテルロイトン札幌となっておりますので、詳細は開催案内・参加申込書をご確認いただきお申込みくださいますようお願いいたします。
多くの方のご参加、お待ちしております。

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北海道老施協 事務局

平成26年度 釧根老施協 個別研修(1)開催!

平成26918日(木)、特別養護老人ホーム 鶴の園(釧路市阿寒町)におきまして、「平成26年度 個別研修(1)」が開催されました。本研修は釧根地区老人福祉施設協議会が主催となり、本年度の研修テーマでもあります「専門性の追求」に向けて少人数の参加者でより深く意見交換をする場として、地区内の会員施設を会場に年2回予定されておりますが、今回は定員数を大きく超える36名が参加されての研修会となりました。

DSC00161開催に先立ち、鶴の園 林施設長よりご挨拶、施設概要についてお話がありました。同施設は昭和52年に開設され、施設整備により平成264月に定員100名(ショートスティ10名)全室個室として現地に移転されました。
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緑いっぱいの自然に囲まれた環境の中で、近隣の幼稚園や小中学校等地域との交流も盛んに行われております。
DSC00176こちらは、施設裏にある木に巣作りをしている梟の写真。毎年、この梟を見るため全国や外国から多くの方が訪れているようです。

続きまして、林施設長の案内のもと数グループに分かれて施設見学が行われました。

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お昼時になっておりましたが、慌しさがなくゆったりとした空間の中で、ご利用者の方々が談笑している姿が印象的でした

見学も終了し、昼食体験・交流ということで、実際に提供されているお食事を参加者全員でいただきました。
DSC00195本日のメニューは
「ご飯、豚肉の塩麹焼き、南瓜と茄子の炊き合わせ、お浸し、お漬物、フルーツ(白桃)」です。ボリューム満点で味も良く、参加者からも「美味しい。」との声が聞かれました。
 その間、田口管理栄養士から献立の説明と食事委託業務、ご利用者の塩分管理、食事形態について説明がありました。
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 昼食後には情報交換の時間が設けられ、参加者から記録方法や勤務体制、医療体制等についての質問があり、林施設長から「鶴の園」において取り組まれている内容や実情のお話がありました。その後は終了時間となってもグループ内での話が尽きず、少人数の研修であるからこその盛り上がりを感じながら研修会が終了致しました。

今回の研修会場となりました「鶴の園」ご利用者を始め林施設長、職員の皆さまには本当にありがとうございました。


~広報委員のひとりごと~

研修会といえば講演や演習が中心となることも多いですが、「施設見学」を希望している職員も多く、同じ地元でも訪れる機会をなかなか作ることが出来ない中、今回のような研修会は若手からベテラン職員、幅広く参加されてもそれぞれに参考となる場である、と強く感じました。

今回の研修で場を提供いただいた「鶴の園」、職員の方に「(造りが)シンプルでしょ。」とお話をいただきました。建物も新しく綺麗で清潔であることは一目瞭然、ですがそれ以上に職員の方の対応とご利用者が生活をしている空気感がとても心地良く感じられました。生活スタイルは千差万別、シンプルなところに自分が生活し易い空間を作っていく。自分たちの役割を一つ再認識した瞬間でもありました。



   広報委員  遠藤

平成26年度 道東三地区老施協研修会 開催 ~2日目~

 研修も2日目を迎え、講演Ⅳ「「口から食べる」を支えるケア~摂食嚥下障害者への支援法~」愛知学院大学心身科学部健康科学科 牧野日和講師よりお話をいただきました。

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 歯学博士、言語聴覚士、認定心理士の立場から今まで関わって来られた多くの方々の「メッセージ」や牧野先生ご自身の体験から「支援」を伝えられた約2時間ですが、先生の人柄とユーモア溢れるお話、ハリウッドスターも友情出演(?)で、参加者の方からは「もっと聴きたい。」との声も聞かれました。

 全国の施設ご入居者へのアンケートから楽しみなこと第1位は「食事とおやつ」、約9割の方々が「最期まで口から食べたい。」と願っている、とあり、支援の3つの力「よぼう期、とりもどし期、みとり期」を、その方の状況に合った組み合わせで対応することが望まれます。緩和ケアの定義にもある「クオリティ・オブ・ライフを改善するアプローチ」ですが、マズローの欲求から、最高の欲求は「自己実現」ではなく「自己超越~(死の淵に在って)自分の人生を振り返った時、苦しいこともあったが自分は乗り越えてここまで来れた」そこをふまえ、「その方の一生涯の質、集大成を作ること」と言える、とありました。みとり期において「食べたい」願望がある方に対し行うお食い初めならぬ「お食い締め」、これは牧野先生が造った言葉でありますが、人生最期の食事である他、食べる行為だけではなく「食事」の時をどう過ごすかを考えることで、ご本人と周囲のそれぞれの立場において「命を学ぶ機会を得る」、という意味があります。3つの力、それぞれにおける数事例に基づいてお話が進んでいきましたが、いずれもご本人を始め、ご家族や職員、周囲の方々の想い(メッセージ)が確かに伝わってきました。

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 「自分たちが良かれと思った介護、支援であっても、相手の障害になることもある。知らないことを知ることが勉強であり、事例を通して奥にある真実を学びながら次に活かすこと。これが、この世界の進歩である。」と結ばれました。

 

 閉会式では、次回同研修の開催予定地区であります網走管内老人福祉施設協議会 山口会長よりご挨拶があり、2日間を振り返られた中で全日程を終えました。

参加者の皆さま、役員の皆さま、大変お疲れ様でした。

 

 

~広報委員のひとりごと~

2日目、牧野先生の講演の中で、舘村先生の言葉から「実践無き理論は「無力」、理論無き実践は「暴力」」とありました。実践したからこそ理論が生まれ、その理論に基づき次の実践がある。知らずに実践することは「悪」。各事例が紹介される度にその場に居なくとも笑いや涙の感情を感じ取ることが出来たのは、実践や理論が一貫として揺るぎないものであるから、とその言葉の意味を再認識する機会となりました。


  広報委員  遠藤




平成26年度 道東三地区老施協研修会 開催 ~1日目~②

 講演Ⅱでは「介護保険制度の見直し等について」厚生労働省老健局 高橋振興課長よりお話をいただきました。
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始めに介護保険を取りまく状況について触れられ、「必要なサービスが早くに提供され、高齢者の生活を支えていく地域包括ケアシステムの構築を各地域において展開、実現していこうと考えているが、地域によって高齢化、人口推移の状況が異なるため、その特性に応じて展開していくことが必要。」そこをふまえた今回の見直しであり、もう一つは「費用負担の公平化」低所得者への支援が主たる内容となります。高齢者の方々が住み慣れた地域での生活を継続出来るため、地域支援事業の充実(在宅医療・介護の連携、認知症施策、地域ケア会議、生活支援サービス)について具体的なお話があり、既に多様なサービスを提供している各地域での取り組み事例も紹介されました。


 講演Ⅲでは「社会福祉法人だからできる取り組み~廃屋や空き校舎を活用したサービスの展開について~」北海道老人福祉施設協議会 三瓶会長(社会福祉法人北海長正会 常務理事)よりお話をいただきました。

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介護保険制度が導入された当初、「自分たちのやりたいことが出来ない。物の見方、考え方が狭くなる。」という感じを受けられたが、実は利用制度になったことで「やりたいことが出来る。」という逆の視点から捉え、近隣には団地等住民がいる場所での空家や銭湯、小学校跡施設を利用し、現在は14事業を展開。事業拡大には法人理事会の理解とポリシー(理念)の維持が必要であり、地域住民との信頼関係構築には、職員が外に出て地域住民の方々と一緒に汗を流すこと「地域に支えられ、地域を支える」。また、「人があって地域があって制度がある」社会福祉法人だから出来ること、地域の拠点となるべくケア力や専門性を地域のために発揮する、ということです。

 平成22年から事業開始となった元銭湯を活用した「地域交流ホームふれて」での運営状況、平成26年春にオープンされた小学校跡を活用した「地域サポートセンターともに」の事業内容について紹介されましたが、地域の方々が主体となり作り上げ、そこを支援するのが社会福祉法人である、と締められました。


  広報委員 遠藤



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