北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログ

北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログです。

2014年06月

平成26年度 介護力向上講習会【北海道分校】第1回開催~①

 平成26620日(金)北海道自治労会館(札幌市)におきまして「平成26年度 介護力向上講習会【北海道分校】第1回」が開催されました。

DSC00014


昨年度(第1年度)は「オムツゼロ施設を目指す」とし、基本的ケアと身体介護を中心に取り組まれましたが、本年度(第2年度)は更に「認知症ケア」及び「常食へのケア」への取り組みを中心に、国際医療福祉大学大学院 竹内孝仁教授、株式会社メイビス坂田佳美氏を講師に迎え、本日から6回にわたり開催されます。

道内から24施設、施設長始め特別聴講者を含む受講者約90名が参加された本講習会ですが、開催に先立ち、北海道老人福祉施設協議会 三瓶会長より「この講習が実りあるものとなるように」と挨拶があり、続いて竹内先生より昨年度の状況や成果、本講習会の目指すところ、「自立した生活を支援する地域体制構築」のために、特別養護老人ホームに求められているもの、地域貢献とは何か等、具体的なお話がありました。

DSC00020


「地域住民のために、自分たちは何が出来るのか。」介護保険法の下、特別養護老人ホームの機能を再認識すること。ご入居者の要介護度が軽度化された施設や保険者の具体的な取り組みが挙げられました。



 広報委員  遠藤

平成26年度 養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会=2日目=

研修も2日目に入りました。
本日の研修は、厚生労働省 老健局 高齢者支援課 課長補佐の懸上 忠寿 様を講師に招き、“養護老人ホーム、軽費老人ホーム等の今後のあり方も含めた、社会福祉法人の新たな役割に関する調査研究事業について”と題し、講演が行われました。

P1010233現在、各自治体において、地域包括ケア構築に向け取り組みが進められているが、これからの施設や社会福祉法人は、地域包括支援センターを中心とする地域支援のネットワークに加わり、密接な連携を図る事を基本とした上で、施設の機能を一部サービスが不足している地域に対し、必要なサービスを補う等実施し、協力することが大事であると説明。
また施設のみならずその地域も一緒になって支えていこうとする、地域と共存する社会福祉法人として、入居・通所機能の他、アウトリーチ、地域交流機能、地域の活性化機能等重層的に貢献すること。
更にその貢献を通じその地域に住む『人に関する課題』を敏感にキャッチできるよう多種多様なネットワークを構築し、施設や法人が持つソーシャルワーク機能を活用して、地域と協働で課題解決に取り組むこと。
そして、その地域との取り組みを通じて地域力を向上させて信頼関係の醸成を進め、地域包括ケアシステムの一員として地域貢献する事を目指す事が求められる、と説明されました。

またその他として養護老人ホームには、今後も困難な生活課題を有し地域移行が困難な入居者に対して、質の高い伴奏型支援を施設で提供していくほか、それ以外の入居者に対しては地域移行を促進するための出口支援(環境調整)を強化して行く事を期待し、また軽費老人ホーム等には、従来の低所得高齢者への支援を主要としながら、可能な範囲で要介護者や社会的援護を要する高齢者等への支援を、地域のニーズに合わせて実施していく事の他、入居者には自立等が多い事から、その入居者の力を引き出し生活の自立や地域との互助を促進させ、地域住民としての入居者の役割遂行や自己実現に繋げ、単なる「生活支援」の場と言う単純なイメージや機能から抜け出し、入居者の力も施設の力とし、地域と共存する新たなタイプの施設づくりを期待すると述べられました。

その他、参加者からも消費税増税対策や法人税の課税化等、今後の国の動向について質問が上がり、会場は熱気に包まれておりました。
 

~広報委員のひとりごと~

今回の説明の中で、消費税率に伴う地方財政措置の対応について、国はH26年度の地方交付税において措置する予定であり、その算定結果については7月頃には確定する予定である、と大変明るい内容があった。しかし、その後の説明で、国はその方針だが、一般財源で都道府県に渡した後は、地方分権化により各地域で検討される為、地域の情勢に委ねる処であると......。果たしてこれは、如何.....。近々始まる第6期介護報酬の検討と合わせ、まだまだ色々な動向が気になります。


 報告者 谷 越 

平成26年度 養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会=1日目=②

さて研修も後半に入りました。
最初は“ストレスと病気の発生”をテーマとし、精神疾患や精神障がいの病識や治療、またこれらを持った職員がいた場合の対応等について、参加者が記入用紙に回答した後、神田講師より説明が始まりました。

P1010228心の健康と管理についての予防や対処には、職場の風土づくりが大切であり、例えば誰しもが“うつ病”になるかもしれないといったオープンな風土づくりや、うつ病が回復して復職した職員に対し、何となく声掛けがしづらく、皆が遠巻きにしてしまうといった“ドーナッツ化現象”への予防、コミュニケーションスキルを身に付ける等の必要性を説明。その他、最近は30代に“新型うつ病”が多く出ており、うつ病罹患者は一人だけではなく、第2第3の罹患者が続く“金太郎飴状態”が結構みられている処から、その回復と復職のためリハビリ出勤を含めた、企業全体で取り組む動きが見られているとの事。

また精神障害や病気については、症状や治療法の他、かかりやすい性格や環境等についても、具体例を挙げ紹介し、中でも最近福祉業界の中でも職員間で“モラルハラスメント(通称モラハラ)”が多い事があげられております。そこから波及する影響や問題が個人や事業所にとっても大変大きいものであり、事業所と職員との距離を縮め、早期発見や対応を実施していかなければならない問題であります。

また、これまでの説明を基に、“職場でのメンタルヘルスの進め方”と題し、“コーチング”“カウンセリング”について、幾つかのケースに基づき、各ポイントの具体的な対応方法が紹介され、参加者と講師とでロールプレイ形式を取りながら研修が行われ、笑いあり、隣席者との討論もあり、参加者も真剣かつ楽しみながら学ばれておりました。


~広報委員のひとりごと~

ストレスと向き合うために、まずは自分の事を知ることが必要である。今回参加された方々は、講師から紹介されたこころの疲労度を測定するテストを行い、その結果を知ったことで、普段漠然としていた心の状態を知る事が出来た処である。その結果の受け止め方は様々であり、年代によって反応は様々で、割と若い年代では結果に盛り上がりがみられていました。

だがそれと同時に、参加者の中にはテストの結果を見て、「自分は病んでいるのかな?!」と思った方もおられたかもしれません。講師が「この診断結果については、傾向を示しているだけなので、深刻に受け止めすぎて結果に振り回され過ぎないように。」と話しておりました。

自分の心の疲労度に関し、テストの結果を通じて関心を向けたことは、決して悪い事ではありません。むしろ、このままにしておくと悪化してしまうかもしれなかった状況を、改善の方向に導くきっかけになったかもしれないからです。

今回の研修で、ストレスに病んだ方に対して、自分、周囲、そして事業所がどの様に関わっていけばよいのかを学ばれた事でありましょう。併せて、自らも心の病に陥らないために、予防すべき点等を改めて学ばれ、自分を見つめる情報と根拠を得られた事で、不安が不安を作る状況が軽減したのではないかと思われます。

これからも老施協の様々な研修会に参加され技術と知識を得る事で、不安から生じるストレスを軽減でき、自らの目的とモチベーション向上につなげて頂ければ、と思います。

 報告者 谷 越




平成26年度 養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会=1日目=①

6月12日と13日の2日間、北海道老人福祉施設協議会の主催による“養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会”が開催されました。
最初に、北海道老人福祉施設協議会副会長 津田 利幸様、軽費老人ホーム・ケアハウス合同検討委員会委員長 川畠 教孝様よりそれぞれご挨拶を頂いた後、最初の講義が始まりました。

1日目は「オフィス レアリーゼ」の代表を務める神田 裕子様を講師に招き、『職員のメンタルヘルスについて』と題し研修会が開始。
前半、“1 キャリア発達における年齢段階ごとにある課題”では、20代から 50代における世代毎の発達段階と到達地点等を説明。

P1010225
次に“2 福祉施設や事業所で働く最近の現場職員に関し、問題視されるタイプについて”では、3種類のタイプを紹介し、その3タイプの職員が職場環境や職員間において悪影響を及ぼす例や自分たちが陥りやすい例などを紹介されました。特に昔から福祉業界に努める方は心が優しい方が多いため、100%利用者等に感情移入して相手と同一化してしまい、自らバーンアウトされるケースが現在でも見受けられる事、それを予防する関わり方や考え方等をカウンセリング技術を紹介しながら説明されました。

また、“3 心の健康と管理について”では、参加者に心の疲労度を測定するテストをいくつか行い、各自が出した結果を基にその予防と対処方法について説明。心の疲労を作り出す要因が、肉体的疲労度、対人関係、の他、現場や事業所の目標・指標が示されていない環境にも原因があると指摘、方向性や目標を示さない環境では仕事がマンネリ化し、結果仕事や人生の生きがいが見いだせなくて、毎日の収入の為に働くことを目的とする“組織の歯車化現象”が、バーンアウトを生じさせる要因の一つとして説明されました。そういった職員に対し上司や先輩方周囲は会話をする中で、仕事や人生の目標設定をうまく構築できる様に、コーチングの効用などコミュニケーションスキルを磨くことの必要性について説明されました。

    報告者 谷 越

 

北海道社会福祉士会主催研修のご案内

 北海道社会福祉士会より、2014 年度(第 16 回) 実習指導者フォローアップ研修案内がありましたのでお知らせ致します。
研修に対する、お問い合わせ・お申込みは北海道社会福祉士会へお願い致します。
詳細は、北海道社会福祉会HPに掲載しておりますのでご確認ください。


北海道老施協 事務局
記事検索
プロフィール

roushikyo_hokkaido

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ