北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログ

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2013年10月

養護・軽費・ケアハウス合同研修会の情報交換会

1日目の講義の後、情報交換会が開催されました。


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情報交換会の開会にあたり、北海道老施協の津田利幸副会長より、「この度の介護保険法改正の議論では、養護・軽費・ケアハウスの問題についても触れられている。何かと特養中心の議論が多い中、少しずつ日の目を浴びる機会も出てくるのではないか。そのためには利用者にとっても職員にとっても、よりよい環境を作っていくことを目標にして、今日と明日の研修で学んでいただきたい。」とご挨拶を頂きました。

五十嵐先生と各担当委員を囲み、3年ぶりに開催される養護・軽費・ケアハウス合同研修会ということもあり、76名の参加者は互いの施設の課題、改善事項など意見交換が活発に行われた2時間でした。


五十嵐教行先生は4時間のご講義の後、そして午後7時からのラジオ収録前の忙しい中、情報交換会にもご参加くださいました。本当にありがとうございました。

広報委員 寺井

平成25年度養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会 ー2日目ー

昨日に引き続き、養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会の2日目の講義について、ご紹介させていただきます。
老人福祉施設の『危機』を考える〜規制緩和・市場化・格差社会の中で〜をテーマに、東洋大学ライフデザイン学部 准教授 高野龍昭先生にご講義をいただきました。

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サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム等の急増により、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、ケアハウスの存在意義が問われている。生活困窮者を保護し救済する、慈善事業として始まった養護老人ホームの歴史は、福祉施設のルーツであり、高齢者をめぐる生活問題が多様化・複雑化した現在の状況おいても、新たな支援が必要になってきていると、福祉施設の機能と制度の遍歴から、地域社会における存在意義も交えてお話をいただきました。

介護保険中心の制度の中で、介護を必要としない高齢者が抱える潜在化したニーズの把握や複雑化した課題への支援は、必ずしも施設の中だけで解決できるものではありません。『地域にはこんな課題があるんだ』と、私達が市町村に働きかけていかなければならないし、ソーシャルワーク機能の強化により、セーフティネットとしての役割を自ら進んで行うべきです。福祉施設は、その原点に立ち戻り、広く地域や社会に目を向け、自立した生活への支援を行うことが求められています。

私たちのフィールドは、介護保険でいうところの困難事例に応えること。あんなところに入ったらお終いと思われないように、利用者のより豊かな社会生活の回復と実現を目指し、リスタート機能を充実していくことで、地域からの信頼を勝ち得ていかなければならないと、今後の福祉施設の方向性について、活動の幅を広げていってほしいとの言葉で講義を結ばれました。

広報委員 市川

平成25年度養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウス合同研修会 ー1日目ー

吹く風も冷たく、街路樹が少しづつ色着きはじめた秋の札幌から、本日より2日間に渡り、養護老人ホーム・軽費老人ホーム・ケアハウスの合同による研修会が開催されています。サービス付高齢者住宅や有料老人ホームなどの急増により、その存在意義と専門性が改めて問われている老人福祉施設。本研修では種別の枠を超え、地域から求められている老人福祉施設の役割と、現状における課題や展望がテーマとなっています。

初日の今日は、特定非営利活動法人北海道総合福祉研究センター理事長 五十嵐教行先生より『福祉施設での接遇について』講義をいただきました。
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みなさんが直接、現場に関わる職員であっても、またそうではなくても援助者であることに例外はありません。福祉施設はどういう場所なのか、利用者の生活の場で働いているということを忘れてはいけないし、利用者がここに入って良かったと思える要因には私達職員がいるのです。援助者としての機能と役割を果たすべく、利用者の尊厳を守り、尊重することが接遇の本質であります。
しかしながら、私たちは利用者が望む生活の実現に向けた支援を行わなければならないのに、私たちの都合を利用者に押し付けてはいないだろうか?たった一人の利用者のニーズだとしても、丁寧に受け止め答えなければならないし、技術的に上手下手はあってもちゃんと利用者を意識することが大切ですねと、五十嵐先生は受講者へ熱く語りかけられました。

また、援助者として関わる際の大切な視点として、一番立場の弱い人をイメージし、自分自身のサービスが相手にとって不快感を与えていないか振り返りを行うことの重要性ついて、『自分に対する目』という言葉で表現し、そこに環境として存在している私を理解することが大切と、一人ひとりの気付きを促されました。

形だけの接遇は、相手の心に伝わらないし、利用者にも必ず見抜かれてしまいます。挨拶一つでも、そこに想いを込めて伝える努力を怠ってはいけません。形骸化し、セリフ化した挨拶には意味がないのです。また、私たちはプロの援助者ですので、たとえ自分にその気がなくても、相手を傷つけるような言葉を発しないように自らを律することもちゃんと意識しましょう。

利用者のみなさんは私たちと良い関係を築きたいと思っているはずです。私たちも、より深くご利用者を理解するために、時代背景や文化を学んでいきましょう。一日一度は、アハハと笑顔で笑ってほしいし、出会えて良かったと思ってほしい。ご利用者から期待される職員になれるよう頑張りましょうとエールをいただき講義を結ばれています。

静かな口調から、熱く強い想いを感じる五十嵐先生の講義に、やる気スイッチが入ったら受講者も多かったのではないでしょうか。時間を感じさせないあっという間の4時間でした。

五十嵐先生は、地域FM放送 さっぽろ村(白石区、東区限定 81.3Mhz)で、毎週土曜日 11:00より、『とびっきりの福祉〜こんな話があったんだ』でMCも担当されています。インターネット放送であれば、エリア外でも視聴可能ですよ。先生のお話に興味を持たれた方は是非!

広報委員 市川
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