北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログ

北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログです。

2013年07月

訃報

すでにご存じの方もいると思いますが、全国老人福祉施設協議会 中村博彦常任顧問(参議院議員)が、7月31日午前0時30分名古屋市内の病院にて多臓器不全によりご逝去されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

北海道老施協 事務局

分科会の様子をご紹介しますー5

【ケアの向上の取組】としまして、第4分科会の発表の一部をご紹介いたします。

稚内市養護老人ホーム富士見園 齋藤真由美様・堀洋子様の『THE養護老人ホーム〜現代の養護老人ホームが抱える問題と向き合う』は、自立から要介護5までの身体状況の他、精神疾患や認知症、知的障害など、様々な事情を抱える入居者が生活をする現在の養護老人ホームを巡る現状と課題への取組みについて、具体的な事例で発表がありました。今後の課題として、①セーフティネットとしての役割 ②待機者減少と定員割れ ③専門性の高い見守り支援を挙げ、地域社会における多様性に応える養護老人ホームのあり方について考えさせられました。

軽費老人ホームケアハウス藤花 松浦佳淑様の『からだが動けば心が動く!』は、入居者の自立を目標に、「介護予防」と「健康維持」、「引きこもり防止」に取り組み、一人ひとりが主体的な生活を過ごすべく活動を行なってきたが、実施後の課題として、職員の関わりで活動はするが自身の生活行為に結びついていないのではないかとの気付きがあり、入居者が主役の参加型イベントを提案するなど取組を行なったと発表がありました。意識の変化から、いきいきと生活を過ごす入居者の姿から、入居者と職員が一緒にケアハウスでの生活を創造することの大切さについて話されています。

規制緩和による高齢者入居施設の増加など、大変に厳しい経営状況の中で、ケアハウス、養護老人ホームともに、入居者の重度化や多様化に対応すべく、様々な課題に取り組んでいます。高い専門性を有する新しい生活施設としての機能について知ることができる、貴重な発表をありがとうございました。

広報委員 市川

分科会の様子をご紹介しますー4

身体拘束・虐待防止の取り組みについて、特別養護老人ホーム 百花苑 の服部 龍司 様の発表を紹介します。きっかけはアンケートで職員に身体拘束や虐待の意味を聞いた処、どこまでが該当するのか等分からないとの回答が多かったことであった。その対応策として自分達の各介護の場面におけるケアの自己評価を実施した処、回を重ねる毎に課題が浮き彫りとなり更なる対応策を検討し実施してきた。そして継続したことで、虐待等の意味等を現任も新人も理解しイメージできる様になった。しかし、自己評価を繰り返すだけでは維持向上には繋がらないため、チェック箇所に対する対策の記入と実践を行う等の取り組みも必要である事を説明されました。

    在宅の認知症の方を支える取組みとして、デイサービス 道南森ロイヤルあじさい 木野 貴紀 様の発表を紹介します 。アルツハイマーが進行し、生きる力さえ失いかけていた方に対し、受入れに際し寛げる場所づくりの調査や設えの他、スタッフとの馴染みの関係を築くため、主の趣味や特技(スキー指導者)を通じた関わり方を初めとする各種認知症ケアを根気よく続けてきたことで、忘れていた趣味や特技を思い出しその後スタッフにいきいきと特技を指導したり食事前など率先してお手伝いして頂けるなど、ご自分の良き時代を取り戻す事ができ、更に禁煙できたことで留守番まで出来る程回復されたといった内容を、事例を通じ紹介されました。

    施設における看取りについて、特別養護老人ホーム 清光園  小川 弘平 様の発表を紹介します。身寄りが誰もいなく長年当施設で多くのスタッフと関わりながら、自分らしく明るく活発に暮らしてきたNさん。晩年老衰のため年々老いて行き、ご自分の気持ちなどをうまく伝えれなくなってきたが、Nさんの事をスタッフ全員が良くわかっているからこそ、その時Nさんが感じたこと、嬉しいことを僅かな表現から汲み取って上げ共に気持ちを共感出来たことや、その時Nさんならやりたがるだろうということを、体調に合わせて提供でき、そして喜ばれた表情をみせられたこと。そして、元気な頃時折こぼしていた寂しさにも、生前のほか葬儀の際も大勢のスタッフが参列し見送られたこと。「みとり」にも色々な形がある事を感じさせられた発表でした。

             広報委員   谷  越 

分科会の様子をご紹介しますー3

【人材育成】の取り組みとしまして、第2分科会の発表の一部をご紹介いたします。

特別養護老人ホーム幸成園 前田晋吾様の『介護職員の現状とそれに伴う人材育成』は、新規事業拡大に伴う人材育成の課題に対応すべく、現場スタッフが抱える各々の不安や想いに応える研修体系や、風通しの良い職場環境などへの取り組みを発表いただきました。スタッフが辞めない職場として、「大切なことは良いところを見つけて褒めることと、自分自身で考える力をつけてもらうことです」と、シンプルで力強いメッセージが印象的でした。

特別養護老人ホーム鷹栖さつき苑 大庭貴志様・山内政昭様の『求人情報の工夫と効果』では、求人活動を行う際の、情報発信について文章表現や写真など細やかな気配りで、求職者の側に立った求人を行っていることについての発表でした。また、法人が求める人材の情報量を増やし、雇用のミスマッチを防ぐべく、今後はホームページをさらに強化し活用して行くと、今後の課題についてお話しされるなど、早速に活用したいノウハウがたくさんありました。

特別養護老人ホーム北竜町永楽園 和田昌也様の『職員の意識統一に向けての取組み』は、職員アンケートを活用した職場内の課題把握から、日本介護福祉士会倫理網領に照らし合わせ「職員の受身による主体性の欠如」「職員意識の統一」「倫理への言及」の3つを焦点化し、今後の取り組みにつなげていきたいとの発表でした。
画像1


昨今、どの事業所においても、大変に重要な課題となっている人材の確保と育成について、効果的な取組みとその過程を発表していただきました。より良いサービスを提供すること、大切な職員が永く働ける環境をつくること、職場の魅力を向上させるべく、人材育成が重要な課題であることが改めて認識させられました。発表者のみなさん、ありがとうございました。

広報委員 市川

分科会の様子をご紹介します-2

DSCN1718DSCN1724①在宅生活の継続
 ・デイの基盤作りをしよう
 ・コンセプト
  利用者の思い→自宅で生活したい→明確な目標を立てる必要がある
  アセスメント項目を改善
  生活動作場面を取り入れる(買い物、調理、洗濯、シーツ交換など)

②ミキサー食から常食へ
 ・水分摂取量の見直し 好む水分を促す 1386ml→1610mlへ
 ・口腔ケアを徹底する

③ヴァージニア・ヘンダーソン「看護の基本となるもの」
 14の基本的看護の構成因子より取り組み
 ・飲食だけの着目だけでなく、
  排泄・姿勢・清潔・意思伝達・レクレーションも
  トータルにみて経口摂取に向けた取り組みの実践

④介護力向上講習実践の後
 ・「運動」に着目し、おむつ0%到達した事例→継続する難しさ
 ・地域活動→知識と理論を住民へ紹介
  老人クラブとの関わり→誤解を招かないよう伝える難しさ

⑤4大ケアの実践報告
 「水分」「食事」「排泄」「運動」の実践により
 定期的なトイレでの排便、夜間良眠へ→「笑顔」


皆様の実践報告の中で利用者様の「笑顔を取り戻した」が印象的でした。


広報委員 近江

記事検索
プロフィール

roushikyo_hokkaido

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ