北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログ

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2012年11月

平成24年度養護老人ホーム勉強会開催①

 全道の養護老人ホーム職員約60名が参加する1年に1度の勉強会が札幌で2日間にわたり開催されています。
 北海道には養護老人ホームは現在57施設(公立21施設・社福36施設)があります。地域や社会の変化に伴い、老人福祉の原点といえる養護老人ホームでの課題も入居者の重度化になっており、特定施設の指定を受ける施設も36施設になりました。
 今回は精神疾患についての理解を深めるため、心のリカバリー総合支援センター 精神保健課  課長 橋本達志様を講師にお迎えし、「精神疾患の基本的理解と精神疾患のある利用者への対応について」と題して講義していただきます。養護老人ホーム検討委員会寺井委員長からは「精神疾患についての理解を深め、精神障害を抱える入居者の心を穏やかにできるように勉強しましょう。」と挨拶がありました。 高齢者分野では認知症の勉強会、研修は数多くありますが、精神疾患について勉強する機会は少ないと思います。また、この勉強会は施設間のネットワーク作り、共通の課題に対する認識を深める貴重な勉強会の場になっています。
 養護老人ホームは市町村の措置決定によって入居が決まる施設であり、特養など他の介護保険施設と比べると数は少ないのですが、心身の障がいや経済的理由によって在宅での生活が難しくなる一人暮らしの高齢者が増えているなかで、養護老人ホームはなくてはならない施設といえるのではないでしょうか。
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広報委員 深沢

平成24年度軽費老人ホーム・ケアハウス勉強会 開催

11月6日7日と2日間に渡り、札幌市の北海道自治労会館において平成24年度 軽費老人ホーム・ケアハウス勉強会が開催されました。

初日は、北海道老人福祉施設協議会 堀口悦郎 副会長より『軽費老人ホーム・ケアハウスを取り巻く環境』についての基調報告と、軽費老人ホーム・ケアハウス合同検討委員会 川畠教孝 委員長より、今年度実施した軽費老人ホーム・ケアハウス実態調査についての調査報告の他、参加者全員によるグループワークが行われました。2日目は、医療法人社団三草会の長井巻子先生をお招きし『認知症に関する基本的な対処法と知識』について学びを深めています。
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基調報告の中で堀口副会長は、『軽費老人ホーム・ケアハウスを取り巻く環境は、非常に厳しいと言わざるを得ません』と、現状における入居者確保の困難、重度化傾向、地域包括ケアシステムなど介護保険制度改定の影響を挙げ、自分たちのサービスについて正しくアピールしていく必要があると当勉強会についての課題を提起されました。
特にサービス付き高齢者住宅が増加する中で、入居者が介護状態となった時の対応については、施設としてしっかりとした方針を決めておく必要がある。現状ではどこの施設も重度化が現実的な課題となっており、他施設への退居や特定施設としての介護サービス提供など選択肢によっては、新たな入居者の獲得に大きな影響が生じるため、入居者のニーズや経営、人材の確保、地域の実情等も勘案し方針について検討する必要があると厳しい状況を伝えました。
また、自分たちのサービスをアピールしていく為には創意工夫が求められる為、食事やアクティビティなど、他と違う特徴で強みを見つけなければならないこと。サービス付き高齢者住宅との違いについても、低所得者への支援(生活保護者を含む)に力を入れ、地域のセーフティネットとしての役割を果たすことが重要な視点であると、行政に依存することなく、経営の視点により厳しい状況を打破しましょうと訴え基調報告を終えました。

実態調査結果によると、80%以上の施設で認知症疾患を抱える入居者が生活をされており、ADLの低下を含め重度化が大きな課題となっている現状から、グループワークにおいても同様の課題を抱える意見が多く聞かれ、2日目の『認知症に関する基本的な対処法と知識』では、今現場で求められている専門職としての知識や技術の他、対象理解について学びを深めることが出来たのではないでしょうか。

経営職、介護職、相談職など様々な職層が参加した今回の勉強会は課題に対して、施設の全スタッフが一丸となって取組むことの重要性を、再認識する機会となりました。
参加者のみなさま、2日間に渡る勉強会大変おつかれさまでした。
時節柄、体調を崩されることの無いよう、明日からもお仕事頑張りましょう。

広報委員 市川

ケアグレードアップセミナー①終了

3日間のまとめは研修で学んだ知識、技術を職場に持ち帰りどのように活かすのかグループワークをしました。そして普段、自分が行っている介助との違いを比較しながらプレゼンすることで自施設に戻ってわかりやすく伝えるという発表でした。技術ではなくご利用者の意思、「本人の動き出しを待つ」という介護職としての心を学んだという言葉が印象的でした。最後は17時間の研修で何に気づけたか、何を実践するかを一人づつ決意を述べて終了しました。以下、研修生感想。「介護の原理を学んだのでグレードアップするよう現場に伝えたい。利用者の持っている残存機能をいかすアプローチについて学ぶことが多かった。研修の楽しい雰囲気、研修生の一体感を初めて感じた。普通になんとも思っていなかったケアがスタッフ主導のケアだったことに気付いた。帰ってから、ご利用者の顔を思い出してあの人もこうできるかもしれないと、ひとつづ返していきたい。来る前は缶詰になってどうなるかと不安だったが、すごく時間が短かった。講義を聴いていて生活の動き、体の機能には意味があって、自然に人の体が動くということを知った。久しぶりに介護を熱く語れてよかったが、自分の施設では自分たちが引き出せていないことに気付いた。施設に人がいない中でこの研修に参加できて幸せだった、これを持ち帰ったときに、やってくれる人がどれだけいるかと思うが、自分ひとりでも続けていきたい、いつかそれに気づいてくれるスタッフがいる。いいものはいい、これは変わらない、頑張る。自分がすごくちっちゃいと感じたと同時に、利用者も小さくみていた。自分はあまりにも利用者のことを気づいていなかった。自分の介護の未熟さに気付いた。待つこととは利用者の小さな動きをひろうこと。大事なことを気づかせてくれた。思い出に残る楽しい研修会だった。これを継続させることが悩みだが自分がやっていくことだと思っている。みんなと頑張っていきたい。」それぞれのグループ発表のなかで、「これからの介護」を実演している研修生の姿に介護のプロとしてご利用者から安心を得るものと感動しました。

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広報委員 深沢

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