
空知管内老人福祉施設協議会H23年度施設長研修会・臨時総会が平成24年3月9日(金)に岩見沢市コミュニティプラザ2F多目的ホールにて開催されました。
その講師として、三瓶 徹会長より『倫理と認知症介護』という題目で参加者に
・制度の枠組みと倫理
・実践と倫理
・理念の構築の再考
・まとめ と大きく4つに分けお話し下さいました。
認知症指導者研修の中でも使用されている資料より、認知症の方へのケア介入のタイミングなどのアドバイスや、認知症の倫理四原則での以前と現在の認知症介護の比較など時折事例も交え大変分かり易く説明いただきました。
また、研修会の最後には、全国老施協の研修会でも取り組まれているオムツ外しを例にあげ、しなくてもよいオムツをされている私がいるなら、それはその人にとって好ましいものですか? 嫌だと皆言うはず、なんで嫌なものをするのですかということ。核となるものは眼には見えないが、それに向かっていこうとする事が大事なのではないでしょうかとまとめられました。研修会参加者の皆様、大変お疲れさまでした。
(北海道老人福祉施設協議会 21世紀委員会 遊佐 英樹様より報告いただきました。)