北海道老人福祉施設協議会広報委員会のブログ

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2011年09月

ケア連携協働のための研修終了に寄せて・・・

 医療的なケアを希望されるニーズが高まる中、“違法性の阻却”という位置付けのもと実施される介護職員による医療的ケア。 その介護職員に対し指導・教育が出来る看護師の養成を目指し実施された本研修会。 平成23年2月の札幌会場を皮切りに旭川、函館、釧路と4会場で実施され、平成23年度においては札幌会場での2回の研修会が終了しました。 この間、多くの看護職員の皆さんが受講され、施設での講師役としてご活躍されまた、これからの実施に向けて準備をされていることと思います。
 先日、ある記事が目に留まった。 そこには、“口から食べられるようになったら退所しなければならない有料老人ホーム”という見出し。 記事の内容によれば、入所者は胃ろうの方ばかりで口から食べられるようになったら退所とのこと・・・。 法律に抵触するわけではないが、そもそも介護の職員が口から食べてもらう努力をしないということはどういうことなのか、職業倫理に反するものでは・・・、と締めくくられていた。 
 この度の研修会の中でも参加した看護師の方から、そもそも何故いまこれを始めなければならないのか疑問に感じるなどの声があったのも事実ですし、全道研究大会でご講演を頂きました石飛先生が著書“『平穏死』のすすめ”で書かれているように認知症の高齢者が胃ろうを望むのだろうか、など医療的なケアというなかには死生観も含め実に様々な問題が含まれていることを改めて考えさせられました。
 しかし、色々な問題はあるにせよ講師を務められた皆さんが、【この医療的ケアの研修会をとおして看護・介護の職員が今一度、高齢者への尊厳のあるケアというものはどういうものなのかを考える機会になれば・・・】とおっしゃられていたことは非常に大切なことではないでしょうか。 社会福祉法人とは・・・=社会的な信用を担保することができる特別な法人、ということが出来るのであれば、利用者の皆様にとって安心、安全なケアが求められている今、それぞれの施設が考え、取り組む必要があるのではないでしょうか。

 最後になりましたが、平成21年度の国のモデル事業をはじめ平成22、23年度における各会場で講師を務められた看護師の皆様、大変有難う御座いました。
皆様がこの研修会でお話しされたことは、きっと参加された各施設の看護師さんから施設長はじめ各職員の皆様に研修会を通じてお伝えして頂けるものと思います。

 長時間にわたりご指導頂き、感謝申し上げます。

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 平成23年度第一回 講師の皆様








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 平成23年度第二回 講師の皆様









 広報委員  佐々木


ケア連携協働のための研修②-まとめ

 最後の講義が終了し、全体のまとめとして参加した看護師の皆さんから質問や意見が寄せられました。 研修会に参加した皆さんの施設においてもすでに研修を実施しており、実際に取り組んでみての意見や介護福祉士養成課程における50時間の取り扱いとこの度の研修会との関連性など非常に参考になる内容でした。 最後にこの度の研修会で講師を務められた皆様から研修会をとおしての感想をお一人おひとりから聞くことが出来ました。

09 講師の先生からは、看護師と介護士では教育課程も異なり共通言語の理解など難しいこともありますが、熱意を持って取り組む介護士の皆さんもたくさんおられるので、看護師の皆さんから少し歩み寄って頂き、介護士の皆さんの理解が深まるような研修にしてほしいことや、単に口腔内の吸引や胃ろうの管理だけを目的にするのではなく、利用者の皆さんの尊厳のある生活をどのように保持していくかという視点で施設内での取り組みを進めて欲しいとのお話がありました。

 2日間に渡る長時間の研修会でしたので、参加した看護師の皆様も大変だったことと思います。 大変お疲れ様でした。
それぞれの施設においての研修が実り多いものになりますことを祈念しております。

          広報委員  佐々木


ケア連携協働のための研修②-3

 ケア連携協働のための研修会2日目。 本日、一番最初の講義は、【研修における人材育成】のテーマで、講師の服部さんよりご説明がありました。 この度の研修を終了後、看護師の皆様が指導者となりそれぞれの施設でどのように研修会を進めて行ったら良いのか、またその際の注意点等、講師の先生が自らの施設で実際に行った体験をもとにお話しして頂きました。
 引き続き、講師の林さんより、経管栄養に関する講義が行われました。 先生からも実際自施設で研修を行った際に用いた資料を参照に、消化器系のしくみから経管栄養の技術的なことやケア実施に関する講義が行われました。

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食事休憩をはさみ、午後からは胃ろうによる経管栄養の手技をグループワーク形式で実際に体験しました。参加者の皆様からは、介護員の皆さんにどうやったらわかり易く伝えられるか、専門用語を多用せず理解して頂くための工夫が必要などの意見が聞かれました。

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その後、二日間にわたる講義の最後として【安全管理体制とリスクマネジメント】をテーマに講師の前田さんより講義がありました。 それぞれの施設に設置されている事故防止委員会等を上手に活用しながら、職員個々の意識付や組織としての安全配慮が必要であることなどのお話がありました。


  広報委員 佐々木




ケア連携協働のための研修②-番外編

この度の研修とは直接関係がありませんが・・・。広報委員会では、より多くの会員の皆様にこのブログをご覧頂きたいと考え、QRコードを記載したポスターを作成致しました。 今後、研修会の会場入口等に貼り出しておりますので、是非、是非、アクセスして頂き、ご覧頂きますようお願い致します。 広報委員 佐々木 08

ケア連携協働のための研修②-2

午前中に引き続き、午後からは講師の毛利さんより平成21年度に実施された厚生労働省によるモデル事業の概要が説明され、その後、口腔内の痰の吸引等の実施体制の詳細な説明が行われました。 特に実施するうえで必要な手順や必要な書類の整備等のお話しを聞くことが出来ました。続いては、講師の小林さんや毛利さんより高齢者の心身機能の加齢による変化等の説明が行われました。 58 本日の研修会の締めくくりとして、口腔内吸引の技術等を演習によって学びました。 参加者の皆さんがグループに分かれ、看護師役や介護職員役、利用者役になりきりロールプレイング形式の演習が行われました。 36 演習終了後、参加者の看護師の皆さんからは“吸引される利用者さんの大変さが改めて良く分かった”、“人に教えることの難しさを改めて痛感した”などの感想が聞かれました。本日の研修会に参加して一番大切に感じたことは、この度の研修会を機に、改めて看護、介護職員が協働して利用者の皆さんの尊厳を支えるということはどういうことなのか、それを問われているように感じました。皆さん、本日はお疲れ様でした、明日も頑張りましょう!! 広報委員 佐々木
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